世の中には「オリジナルTシャツ作れます」ってお店がたくさんあります。
もちろんうちもそのひとつ。
でも、ふと思うんです。
“オリジナル”って、一体どこまでが“オリジナル”なんだろう?
Tシャツのボディ(生地)は、メーカー既製品。
印刷方法だって、世の中にある技術の一部を使ってるだけ。
使うフォントも、誰かがデザインした既成のもの。
それでも「オリジナルTシャツ」って言ってる。
じゃあ、何がオリジナルなんだろう?
それはたぶん、**「その人が作った理由」と「その人が着る意味」**なんじゃないかと思うんです。
部活で仲間と揃えたい、
文化祭で目立ちたい、
お店の名前を知ってもらいたい、
誰かに喜んでもらいたい、
一人で着る用にふざけた1枚を作りたい。
その想いの部分こそが、オリジナル。
Tシャツはその“理由”をプリントするための道具にすぎないのかもしれません。
うちで作られるTシャツには、誰かのストーリーが必ず入っています。
ちょっとヘタでも、よく分かんなくても、
その人の理由がちゃんと詰まってる。
プリント屋だけど、“理由”も一緒に刷ってるつもりです。
#オリジナルをたのしもう